2006年10月20日
CとかKとか。
アルバイトの身でなぜかMR(競合店調査)を命じられ、
ほぼ影響ないであろう近くの量販店で商品と価格をメモって、
店舗へ戻ってきたその時。
一人の客:「(バイト一人捕まえて)このドイツワインは偽物じゃ!」
……(゚Д゚)ポカーン……
手にしているのは「Turm Cabinet」のゼクト。
ゼクトってのはいわゆるドイツ製のスパークリングワインなのですが、
ところが、その客の言い分。
客:「ドイツワインのラベル表記がおかしい!ドイツ語ならCで始まる単語なんぞないわい!」
見ると確かに、Cabinetって書いてます。
他のドイツワインの表記はKabinettって書いてます。
(カビネットってのはドイツワインのクラスのようです。よくわかんないけど。)
でも、この店にいる誰にも分からないことでキレないで下さいよ(苦笑)
だいたい、ドイツワインの全てがドイツ語表記されているとは限らないじゃないですか。
そんなこんなで、帰り間際に珍獣を見た気分で、
変な客で迷惑なんですけど、妙に微笑ましい気分であります。
普段ならぶっちーんとキレてもおかしくないんですけど、
明日、久々に遠出で遊びに良く予定が入ってるもんで、ちょっとだけ機嫌がいい火神俊哉でした。
上記の日記の中でこう記しました。
「ドイツワインの全てがドイツ語表記されているとは限らない」
要は、主な経由地やマーケットによって主表記が変わるんですよね、ワインって。
ましてやドイツワイン、表記の微妙さについては他を許さないんですよ。
英語表記だし、うちの会社が開発に携わった商品っぽいですし、
肝心なところでポカをする商品部で有名ですから、
適当につけたか、主なマーケットがイギリスかのどっちかなんですけどね。
とりあえず、客が語学に堪能だという事を必死にアピールしているようではありました。
ドイツ語もフランス語も出来るんだぜーみたいなことを言ってましたけど、
はっきり言います。誰も興味がありませんそんなこと。
投稿者 火神俊哉 : 2006年10月20日 23:09